シュランケンカーフを使用した巾着バッグのカスタマイズ。
開口部にはホック加工を施して中身が飛び出しにくいよう仕様変更しています。
シュランケンカーフ(ドイツシュリンク)はペリンガー社のシュリンク革(クロム鞣し)で、いわゆる本シュリンクと言われ非常に収縮性が強く、高い弾力性を持った仕上がりとなっています。セミアニリン染色に色止め加工が施されて、上品でスプリングカラーを中心とした色鮮やかな仕上がりが特徴の革です。
このタンナーの凄い所は、徹底して高品質の革を作る事に拘り、原皮となる牛が何を食べ、どう育ったかまでチェックして革作りを行っている点です。
一般的にクロム鞣し革はタンニン鞣し革と比べて短期間でできる為安価である。という概念をも覆す程の最高品質の革は、かつて某高級メゾン等でも採用された事で折り紙付きとなっています。
贅沢な一枚仕立てのデザインは、この革の魅力を最大限に引き出していて、ヒモ部分は幅広の帯を四つ折りにする事でボリュームと持ち心地を出しています。
和装洋装、フォーマルからカジュアルまでどんなスタイルにも合わせやすく、コーディネートの仕上げに手に持つ事で、装いを一段格上げしてくれる。そんなバッグになっています。
〈素材〉
革:ドイツシュリンク(シュランケンカーフ)※ドイツ製クロム鞣し
〈サイズ〉
約H250×W200×D30(mm)
〈価格〉
¥28,000+ホック加工¥1,000+tax
※制作時。仕入れ状況等に応じて価格は変わります。